薬剤師の転職におすすめの転職サイト6選!転職エージェントの選び方も
薬剤師向けの転職サイト・転職エージェントはたくさんあるので、「どのサービスを選べばいいかわからない」と悩む方も多いと思います。
薬剤師が転職するにあたって最もおすすめしたい転職サイトは【マイナビ薬剤師】です。
マイナビ薬剤師は全国各地に拠点を設けており、求人も都道府県ごとに探せますから、地方で転職を考えている人にもおすすめです。
また取り扱い求人数は5万件以上!求職者ひとりに対しての紹介求人数は平均して19.5件もあり、豊富な求人の中から自分に合った求人を探しやすいと言えますね。
とはいえ、転職支援サービスの特徴はそれぞれ異なるので、やみくもに選ぶのは良くありません。自分に合ったサービスを選んで効率良く転職活動を進めましょう。
そこでこの記事では、薬剤師の転職支援に特化した転職サイト・転職エージェントを6つ紹介します。サービス選びのポイントもお伝えするので、転職を考えている薬剤師の方はぜひ参考にしてください。
Contents
- 転職したい薬剤師必見!失敗しない転職サイト選びのポイント3つ
- 1.全体の求人数
- 2.取り扱っている業種や雇用形態
- 3.提供しているサポートの内容
- 薬剤師の転職におすすめ!転職サイト・転職エージェントランキング
- マイナビ薬剤師
- ファルマスタッフ
- 薬キャリエージェント
- お仕事ラボ
- ファーマキャリア
- リクナビ薬剤師
- 薬剤師転職の成功へのステップバイステップガイド
- 1. 自己分析を行う
- 2. 情報収集を徹底する
- 3. 応募書類の準備
- 4. 面接対策
- 5. オファーの検討と交渉
- 6. 入職後のフォローアップ
- 転職サイト・転職エージェント選びで注意すべきポイント
- 1. 専門性と実績
- 2. サポート体制
- 3. フィードバックの質
- 4. 利用者の口コミ
- 薬剤師転職の成功事例
- 事例1:地方から都市部への転職
- 事例2:パートから正社員へ
- 事例3:専門分野への転職
- 薬剤師転職時の課題とその対処法
- 課題1: 職場環境の不明確さ
- 課題2: 給与・待遇の不満
- 課題3: キャリアの不確実性
- 薬剤師のためのキャリア開発
- 1. 継続的な学習と資格取得
- 2. ネットワーキングの強化
- 3. リーダーシップ能力の向上
- 4. ワークライフバランスの追求
- 薬剤師としてのキャリアアップに影響を与える要因
- 1. 業界の動向
- 2. 技術革新
- 3. 市場の需要
- 4. 個人の価値観
- まとめ
- 転職サイト・転職エージェントを使うと効率良く転職活動が進められる
転職したい薬剤師必見!失敗しない転職サイト選びのポイント3つ
自分に合った転職サイト・転職エージェントを見つけるには、3つのポイントをチェックすることをおすすめします。
1.全体の求人数
1つ目のチェックポイントは、保有している求人数です。
取り扱っている求人数が多いほど、転職先の選択肢が増えます。さまざまな転職先を比較検討できれば、より希望条件に近い職場が探せるでしょう。
このとき、全体の求人数のうち、「非公開求人」がどのくらいあるのかも合わせて確認しておきましょう。
非公開求人や独占求人が多いサービスを選べば、魅力的な求人に出会える可能性が高まるでしょう。
参考:非公開求人とは?企業が求人を非公開にする理由と応募するメリット|求人・転職エージェントはマイナビエージェント
2.取り扱っている業種や雇用形態
2つ目のチェックポイントは、取り扱っている業種や雇用形態です。
薬剤師向けの転職サイト・転職エージェントには、「調剤薬局の求人が豊富」「薬剤師の資格が活かせる一般企業の求人が多い」「パートの求人を多数取り扱っている」というように、サービスごとに異なる特徴を持っています。
そのため、自分の希望の業種や雇用形態の求人が多いサービスを選ぶことが大切です。
非公開求人はその名の通り、一般には公開されていないので、登録しなければ閲覧できませんが、公開求人は公式ホームページに掲載されているので、まずは公開求人の傾向からチェックしてみましょう。
3.提供しているサポートの内容
3つ目は、提供しているサポートの内容です。
転職エージェントを利用するメリットは、求人紹介や面接対策などのサポートが受けられることです。
とはいえ、面談から選考対策まで対面式で丁寧に行うサービスもあれば、スピード感を重視し電話・メール・LINEでのフォローするサービスもあります。
あらかじめ、「どんなサポートを受けたいか」を明確にしておくと、自分にとって使いやすいサービスが見つけやすくなるでしょう。
より具体的なサポート内容が知りたい場合は、ネットに投稿された評判や口コミをチェックしてみるのもおすすめです。
薬剤師の転職におすすめ!転職サイト・転職エージェントランキング
ここからは、薬剤師に特化した転職サイト・転職エージェントを7つ紹介します。公開求人数が多い順にランキング形式で解説していくので、ぜひ参考にしてください。
【公開求人数の比較表】
マイナビ薬剤師 | 約46,800件 |
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ファルマスタッフ | 約43,900件 |
薬キャリエージェント | 約33,200件 |
お仕事ラボ | 約20,200件 |
ファーマキャリア | 約19,100件 |
リクナビ薬剤師 | 約16,000件 |
(2022年11月時点)
マイナビ薬剤師
【特徴】
- 業界トップクラスの求人数
- 対面式のキャリア面談を実施
- 全国に14の拠点がある
マイナビ薬剤師は、大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。
マイナビ薬剤師には、薬剤師専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、求人紹介から面接対策まで幅広く転職活動をサポートしています。
特に力を入れているのが、対面式で行うキャリア面談です。直接、顔を見て対話することで、求職者のニーズを的確にキャッチし、ひとりひとりの希望に寄り添った親身なサポートを提供するよう努めています。
求人情報の見方のレクチャーが受けられる、面接へ同行してもらえるなど、サポート内容も手厚いので、初めての転職で不安がある方にもマイナビ転職はおすすめです。
全国に14の拠点があり、WEBツールでの面談も可能なので、地方に住んでいる方も利用しやすいでしょう。
ファルマスタッフ
【特徴】
- 高年収案件が豊富
- 転職相談満足度96.7%
- 地域密着型で職場情報に詳しい
ファルマスタッフは、株式会社メディカルリリースによる、医療業界人材に特化した転職支援サービスです。
業界最大級の薬剤師求人を保有していて、全国の調剤薬局・病院・ドラッグストア・企業などの勤務先から求職者の希望に沿った案件を紹介しています。
4万件を超える公開求人数のうち、約1万件が年収600万円以上の高給与求人!「年収」「月給」「時給」など給与情報からの求人検索もできるので、転職で年収アップを実現したい方にはぴったりのサービスと言えるでしょう。
2021年11月には「薬剤師のハイクラス転職に強いサイト」として第1位を獲得しています。
また、全国12の拠点を持ち、各エリアの転職市場や職場情報に詳しいのもファルマスタッフの強みです。
転職相談満足度は96.7%と非常に高く、ひとりひとりと丁寧に向き合う個別相談を重視していることからも、質の高いサポートを希望する方にもおすすめです。
薬キャリエージェント
【特徴】
- 薬剤師登録者数№1
- 最短即日で最大10件の求人紹介
- 利用者満足度95%
薬キャリエージェントは、薬剤師会員21万人を有する医療業界専門の「エムスリーグループ」による薬剤師のための転職支援サービスです。薬剤師登録者数№1という実績があり、年間で2万人以上の薬剤師転職を支援しています。
独自のネットワークを活かし、非公開求人・好条件求人を多数保有していて、登録すると、最短即日で最大10件(派遣の場合は最大5件)の案件紹介が受けられます。
希望に合わない条件があればコンサルタントが直接職場と交渉してくれるうえ、場合によってはより良い条件の募集がないか、希望エリアの職場に確認を取ってもらえるので、自分ひとりでは見つけられなかった理想の職場に出会えるかもしれません。
コンサルタントについても「専門性が高い」「対応が迅速」と評判で、利用者の満足度も95%と高評価を得ています。
「正社員」だけでなく「契約社員」「派遣」「パート」などの求人も取り扱っているので、ブランク明けの方でも自分に合った働き方が選べるでしょう。
お仕事ラボ
【特徴】
- パートの求人が豊富
- 紹介後の定着率95.6%
- 転職後もサポートが受けられる
お仕事ラボは、「株式会社アイセイ薬局」の100%子会社である株式会社AXISが運営する薬剤師専門の転職サイトです。
「正社員」「紹介予定派遣」「派遣」「パート」の求人情報を取り扱っていますが、約20,200件の公開求人のうち、約7,500件がパート求人となっています。時給からの求人検索も可能なので、特にパート勤務を希望している方におすすめのサービスと言えるでしょう。
もちろん、正社員の転職もフルサポートしています。求職者の希望条件に沿った求人を紹介してくれるだけでなく、希望求人がない場合は、専任コンサルタントが職場に逆指名をする形で求職者を売り込んでくれるので、転職活動が初めての方でも安心して利用できるでしょう。
また、お仕事ラボでは入職後もコンサルタントのサポートが受けられます。「想像以上に勤務時間が長い…」「転職先で相談できる人がいない」など、困ったことや悩みがあればぜひ電話やメールなどで相談してみましょう。
ファーマキャリア
【特徴】
- 「オーダーメイド求人」でより希望に近い求人の紹介が受けられる
- コンサルタントの質が高い
- コンサルタントひとりあたりの利用者人数を限定
ファーマキャリアは、薬剤師専門の転職支援サービスです。
ファーマキャリアでは、すでにある求人を単に紹介するのではなく、公開求人・非公開求人、求人票になる前の求人などのなかから、求職者ひとりひとりに合わせてカスタマイズしたうえで求人を提案しています。
場合によっては、条件を交渉するなどして好条件を引き出したうえで紹介してもらえるので、より希望に近い仕事や条件の良い職場に出会えるでしょう。
また、ファーマキャリアには、大手人材紹介会社出身でヒアリング力や交渉力に長けた優秀なコンサルタントが多数在籍しています。加えて、ひとりのコンサルタントが担当する求職者の人数を限定することで、求職者にとって満足度の高いサポートが提供できるよう努めています。
こうしたことから、ファーマキャリアはコンサルタントの質を重視する方や親身で丁寧なサポートを求める方におすすめのサービスと言えそうです。
リクナビ薬剤師
【特徴】
- 薬剤師求人サイト認知度№1
- 保有する求人の75%以上が非公開求人
- スピーディーな転職も可能
リクナビ薬剤師は、大手人材会社のリクルートが運営する、薬剤師に特化した転職エージェントで、大手ならではの豊富な転職支援実績とサポート体制が魅力です。
公開求人数は約16,000件ですが、毎日30件以上の新着求人があり、「高給与求人」「土日休みの求人」「残業なしの求人」など内容もさまざまです。
保有する求人の75%以上が非公開求人となっていることからも、登録することで他のサービスにはないような好条件・好待遇の求人に出会える可能性も高いでしょう。
登録翌日に平均5件の求人紹介が受けられる点、薬剤師専門のキャリアアドバイザーによるサポートを提供している点などから、リクナビ薬剤師なら最短3日でのスピード転職も可能です。
リクナビ薬剤師は、サービスに大手ならではの安心感を求める方やスピーディーな転職活動をしたい方におすすめです。
薬剤師転職の成功へのステップバイステップガイド
転職活動は計画的に進めることが重要です。以下のステップを参考にして、効率的な転職活動を行いましょう。
1. 自己分析を行う
転職の成功の鍵は、自分自身の強みやキャリアの目標を理解することです。自己分析を通じて、自分が求める職場環境や条件を明確にしましょう。
参考:【自己分析のやり方】手軽にできる6つの方法や目的・志望動機の作り方までーリクナビ就活準備ガイド
2. 情報収集を徹底する
市場の動向、業界ニュース、求人情報などを幅広く収集します。情報は転職サイトや業界セミナー、専門家のアドバイスから得ることができます。
3. 応募書類の準備
履歴書や職務経歴書は転職の際の重要なツールです。ポジションに合わせてカスタマイズし、あなたの強みを強調しましょう。
4. 面接対策
面接では、自分をアピールするだけでなく、企業の文化や職場環境についても質問しましょう。事前の準備がカギとなります。
5. オファーの検討と交渉
転職先からのオファーを慎重に検討し、必要であれば条件交渉を行います。この段階では、転職エージェントのアドバイスが役立ちます。
6. 入職後のフォローアップ
新しい職場での定着には時間がかかることがあります。入職後も転職エージェントや新しい同僚とのコミュニケーションを大切にしましょう。
転職サイト・転職エージェント選びで注意すべきポイント
転職サイトやエージェントを選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。
1. 専門性と実績
薬剤師専門の転職サイトやエージェントは、業界に特化した深い知識と経験を持っています。これらのサービスの実績と専門性をチェックしましょう。
2. サポート体制
履歴書の添削や面接対策など、転職活動を支援するサポート体制が整っているかどうかも重要です。
3. フィードバックの質
転職エージェントからのフィードバックは、転職活動を成功に導くための貴重な情報源です。フィードバックの質にも注目しましょう。
4. 利用者の口コミ
実際にそのサービスを利用した人の口コミや評判を参考にするのも一つの方法です。良い評価だけでなく、改善点についても把握しておきましょう。
薬剤師転職の成功事例
実際の転職成功事例を参考に、あなたの転職活動に役立てましょう。
事例1:地方から都市部への転職
地方の調剤薬局で働いていたAさんは、都市部の病院薬剤師としてキャリアアップを目指しました。専門の転職エージェントのサポートを受け、無事に転職を実現しました。
事例2:パートから正社員へ
育児を経て職場復帰を目指したBさんは、パートの経験を活かして正社員として転職。家庭と仕事のバランスを考慮した求人を見つけることができました。
事例3:専門分野への転職
Cさんは、調剤薬局での経験を活かして、がん治療に特化した医療機関への転職に成功しました。専門性を高めることで、キャリアの幅を広げることができます。
薬剤師転職時の課題とその対処法
転職活動中に直面する可能性のある課題と、それらに対処する方法を紹介します。
課題1: 職場環境の不明確さ
転職先の職場環境や企業文化を事前に把握することは困難です。面接時に具体的な質問を行い、可能であれば職場見学を依頼してみましょう。
課題2: 給与・待遇の不満
給与や待遇に関する不満は転職の大きな理由です。事前に市場価値を把握し、交渉可能な範囲で希望を伝えましょう。
課題3: キャリアの不確実性
長期的なキャリアパスが不明瞭な場合は、転職エージェントや業界専門家に相談し、将来のキャリアプランを練ることが重要です。
薬剤師のためのキャリア開発
転職後のキャリアを積極的に形成するための戦略について考察します。
1. 継続的な学習と資格取得
薬剤師としての専門性を高めるために、最新の医学知識や技術を学ぶことが大切です。また、追加資格の取得もキャリアアップに役立ちます。
2. ネットワーキングの強化
業界のイベントやセミナーに参加し、同業者や他職種の専門家とのネットワークを広げましょう。これは新たな機会を見つける手助けになります。
3. リーダーシップ能力の向上
管理職やリーダーとしての役割を目指す場合、コミュニケーションやチームマネジメントのスキルを磨くことが重要です。
4. ワークライフバランスの追求
働き方の多様化に伴い、自分に合ったワークライフバランスを見つけることもキャリア開発の一環です。柔軟な勤務体系やリモートワークの選択肢も検討しましょう。
薬剤師としてのキャリアアップに影響を与える要因
薬剤師としてのキャリアを発展させるために、以下の要因を考慮しましょう。
1. 業界の動向
医療業界の動向や法規制の変化は、薬剤師のキャリアに大きな影響を与えます。業界ニュースやセミナーに注意を払い、最新情報にアンテナを張りましょう。
2. 技術革新
医療技術や情報技術の進化は、薬剤師の仕事に新たな機会をもたらします。デジタルヘルスやテレヘルスなどの新しい領域に注目しましょう。
3. 市場の需要
薬剤師の需要は地域や専門分野によって異なります。自分の専門性を市場の需要に合わせて調整することで、キャリアの可能性を広げることができます。
4. 個人の価値観
キャリアの選択は、個人の価値観やライフスタイルに大きく影響されます。自分自身の価値観に合ったキャリアを追求しましょう。
まとめ
薬剤師としての転職は、計画的なアプローチと自己成長への意欲が鍵を握ります。キャリア開発のためには、継続的な学習と専門性の向上、ネットワーキングの強化、そして自己の価値観に合ったキャリアパスを追求することが大切です。この情報が、あなたの転職活動とキャリア開発に役立つことを願っています。
転職サイト・転職エージェントを使うと効率良く転職活動が進められる
現職の薬剤師の仕事が忙しかったり、希望の求人がなかなか見つからなかったりすると、「転職するのは厳しいのでは?」と諦めてしまいたくもなるでしょう。
しかし、現在は薬剤師に特化した転職サイト・転職エージェントがたくさんあるのでそれらのサービスを使わない手はありません。サポートを受けることで転職活動がスムーズになりますし、自分ひとりでは見つけられなかった魅力的な求人を紹介してもらえる可能性もあります。
複数のサービスを併用すれば、転職先の選択肢もぐっと増えるでしょう。
自分に合ったサービスを選んで、ぜひ理想の転職を叶えてくださいね。